山中漆器『mebuki』

山中漆器 『mebuki』

Yamanaka Urushi Lacquerware; Bowl

石川県の3つの漆器産地のひとつ山中は、木地挽物の技術が強みで、他産地からも一目置かれている。匠頭漆工はその山中で 70 年以上の歴史を持つ木地屋だ。木という自然素材と向き合い続ける中で、これまで廃棄されてきた「節」の入った木地の価値を再定義したいと考えるようになった。

『mebuki』は、節をうつわの景色として楽しむブランド。節を縁取るように遊びごころあふれる蒔絵を施し、欠落した部分は漆で補修する。節を隠すのではなく際立たせることで、従来の漆器にはなかったいきいきとした表情が楽しめる。表面は拭き漆で艶やかに仕上げており、工芸本来の美しさも備えている。

そもそも節は幹に残る枝の一部で、木のいのちのあかしともいえる。節があるからこそ、新しい芽が出て成長する。縁起物のお椀として、子どもへの贈りものにも。

mebuki 椀〈金〉 φ100×h55mm
¥15,400

山中漆器『mebuki』
mebuki 椀〈金〉 φ100×h55mm
¥15,400

mebuki 仙才〈金〉 φ120×h58mm
¥19,800

Profile

(株)匠頭漆工

(株)匠頭漆工
取締役・木地師  久保出 貴雄 KUBODE Takao

1986年
石川県生まれ。
2013年
家業に入り父親に木地師の弟子入り。
2018年
自社ブランドを立ち上げ開発。
2019年
ウッドデザイン賞 受賞
2020年
国際漆展 審査員特別賞

石川県加賀市黒瀬町347-2
Tel: 0761-73-0778
Fax: 0761-73-0778

URL:
https://www.shozushikko.jp/
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E-mail: shozushikkogmail.com

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