輪島塗 三つ組お椀
Wajima Urushi Lacquer Ware; Bowl
堅牢な塗りと優美な加飾を特徴とし、日本を代表する漆器として高く評価されている輪島塗。1872(明治5)年創業の中島忠平漆器店は、塗師として輪島塗の伝統を守りつつ、新しいスタイルの漆器を提案している。
石川県工業試験場の協力を得て開発した三つ組お椀もそのひとつ。両サイドに角度を吟味した耳がついており、安定して持ち上げることができる。両手で包みこめば、丸みを帯びたフォルムが手にしっくりとなじむ。忠平ブランドを愛用する料理店から、顧客もスタッフも高齢化する中で、配膳しやすくおもてなしにふさわしい漆器がほしいとの声が寄せられたことが開発のヒントになった。
好みで選べる3サイズ展開で、3点入れ子にしてすっきりと収まる設計。おじいちゃん・おばあちゃんが使いやすいお椀は、小さな子どもも使いやすいお椀。家族でおそろいも楽しい。