いしかわの伝統と新しい感性
彩遊楽 “漆” 塩士 純永 藤八屋  
〒928-0042  
石川県輪島市山本町脇田34-5  
電話:0768-22-5577  
FAX:0768-22-1321  
E-mail:junei@tohachiya.com  
URL:http://www.tohachiya.com
塩士 純永
食卓で漆の彩[いろ]を楽しむ、
食卓で漆の彩[いろ]と遊ぶ。

塩士 純永 塩士 純永
だんだんマグ 洗朱/本朱/うるみ/黒
各¥15,750
スリムプレート(V)
¥26,250
HIYOKO ぐい呑み 本朱/洗朱/うるみ/黒
各8,715円
HIYOKO 片口 本朱/洗朱/うるみ/黒
各26,250円
スリムプレート(III) 15,750円
スリムプレート(IV) 21,000円
 4色の漆の「だんだんマグ」は、段々の形状に加え、ありがとう(だんだん)の意味が込められている。朝を迎えられてありがとう、一日を無事に終えられてありがとう、との感謝とともに 大好きなお酒などを楽しんでいただきたいとの思いからだ。「HIYOKO片口」は幼い頃縁日で亡父におねだりしたひよこを、両手でそっと包みこんだ手の感触を形にした。純永さんの器はどれも、心の中にしまわれていた忘れがたい思いがイメージされている。そして手に心地よくなじみ、温もりを伝えられることを大事にしたものばかりだ。
 近年は同じフォルムを4色で提案するシリーズを数多


く手がけていて、だんだんマグもHIYOKO片口も、本朱、洗朱、うるみ、黒の4色の漆が塗られている。家族がそれぞれの彩を楽しみ、同じ料理も4つのパターンでビジュアル的に遊べるようにと。食卓が華やかになり、会話も弾む。まさに五感で料理を楽しむ女性ならではの、細やかな感性に溢れている。
 漆の匂いを嗅いで育ち、塗師家に嫁ぎ、宿命的とも感じる漆との繋がりの中で、自分らしく自分が欲するイメージを形にしていく純永さん。臍の緒を入れる漆小箱や位牌、仏壇など、思いがけないデザインや色合いで驚かせてくれる。輪島塗にまだまだ大きな可能性を見ているようだ。

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