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やきもので表現するファンタジックワールド

スウィングツリー 各\5,000
ケーキの箱 各\6,000
涼しい果物 各\10,000
美大の商業デザイン科を卒業後、短大で教鞭をとりその後結婚。ずっと専業主婦だった日高さんが、陶芸に目覚めたのは1993年のこと。 それまでも何かしたいとは思っていたもののきっかけがなく、自宅近くに陶房がオープンしたのを機にこれだ!とばかり通い始めました。 それからは、自分の手からおもしろいように形造られていく土の魅力にはまっていったそうです。陶芸の知識をもたず、全くの素人からの出発。 彼女は、既成概念にとらわれない作陶が功をそうしたと言います。「例えば種類の違う土の練り込みは焼成時に割れる確率も高く、一緒に使わないのが常識。 でも、私は彩色しない土の色合いや風合いを生かしたくて試みたんですよ。 確かに成功率は低いものの、納得のいく楽しい作品が次々に生まれてきました」。彼女が得意とするのは板作り。 平らに延ばした色の違う土をクッキー型でくりぬき、入れ替えた後に形成する器をはじめ、ケーキをかたどった小物入れ、おとぎの国のハウスなど、少女が小さな頃に夢見たファンタジックな世界が広がっています。
「あくまでも自分が楽しむ、そんな思いで自由気ままに制作しています。つい夢中になって夜が明けるのを知らずに作っていることもありますね」。少女のあどけなさが見え隠れする日高さん。 夢のある、メルヘンチックな作品が次から次へとあふれでてくる理由が解りました。

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