うるしアートはりや 
〒922-0111 
石川県加賀市山中温泉塚谷町2-124 
電話:0761-78-5154 
FAX:0761-78-5563 
E-mail:hariya@po2.nsknet.or.jp 
URL:http://www2.nsknet.or.jp/~hariya 
装飾品という小宇宙で、
伝統工芸を現代によみがえらせたい。

黒蝶貝ブローチ 上段 各\28,000
黒蝶貝ブローチ 下段 各\30,000
琥珀ペンダント \98,000
\78,000
メキシコ貝ブローチ 各\6,000
欅金箔イヤリング 各\5,000
欅金箔ペンダント 各\4,000
黒檀クロスペンダント 各\3,000
欅金箔ブローチ 各\3,000
意志的なまなざしとメッシュヘアが個性的な雰囲気の針谷さん。作品も同様に、ファッショナブルで洗練されたアクセサリーが中心です。 「最初は棗など茶道具中心に蒔絵を描いていましたが、もっと多くの人に自分の仕事を見てほしいという思いが強くなって、アクセサリーを始めたんです」。 その願いは見事に実現し、今では数々の作品が幅広い客層の注目を浴びています。針谷さんの創作の特徴は、木をはじめ貝や琥珀などの天然素材に漆や金箔を使い精緻な蒔絵を施すというもの。小さな素材に細やかな絵を描くのは神経を使う作業で、比較的簡単な絵柄でも1週間、塗り重ねるものなら2ヶ月を要するといいます。 最近、特に気に入っている素材が琥珀で、「漆と同じ樹脂なので相性がいい。それに透けているから両側で絵柄が楽しめるでしょ」。何十万年という歴史を経た琥珀にはロマンが感じられ、イメージも膨らみやすいのだとか。今回の出品でも琥珀作品は自信作。飴色をベースに、豪華なきらめく蒔絵がエレガントな小宇宙を作り上げています。
制作の合間には、個展などに全国各地を飛び回っている針谷さん。「今はようやく作品の知名度が少し出てきたかなという段階。私の作品を通して、もっと伝統工芸のよさを知ってもらえたら」。新しい素材への取り組み、そして蒔絵だけでなく形作りもと、針谷さんの夢は尽きることなく広がっていきます。

ギャラリーのメニューへ 平成14年度選定品カタログのtopへ