工房「小春日和」 
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小さな小さな古布の指輪。
でもこの指輪をつけると、着物を着た
大和撫子の気分に浸れるような気がします。

RING(1個入)
(2個入)
 2,200円
 4,400円
RING(額)  70,000円
古布で細いひも状のものを作って、それを結んで指輪にする。人と人との関係のように、水引のように、結ぶことを大切にしている津幡さんの暖かな心が込められた指輪たちです。1個入りの箱は個性あふれる宝石のように、2個入りの箱の中の指輪はなんだかお雛様のようにもみえてきます。金沢美術工芸大学では染織を専攻。卒業後テキスタイルの会社の企画部門で働き、金沢に帰ってからしばらくは焼き物の仕事のお手伝いをしていましたが、古布の指輪で1988年に高岡クラフトコンペで金賞を受賞。その後「古布で指輪を作りたい。これこそ私自身」との一途な思いは、ますます膨らみ、3〜4年前から古布の指輪づくりを本格的に再開しました。 「金沢の和菓子のような、チョコレートのような、目で見ても楽しめる。ほっと心和むものが作りたい」そうおっしゃる津幡さんの器用な手から、夢あるあったかい指輪が生まれてきます。昭和の初め頃の古布から、彩りの綺麗な気にいった部分だけを使用するので、同じものは2個作れない。最近では普段着物を着る機会が減ってしまいましたが、そう言えば、前田利家の妻まつもお裁縫上手な女性だったそうです。着物を着る感覚が大好きな津幡さん。小さな小さな世界ですが、確かにこの指輪をつけると、着物を着た大和撫子の気分に浸れるような気がします。

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