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直接、お客様と接する機会があるので、どういうものが欲しいのか要望が見えてきます。それに応じていろんなものを作って、バリエーションを増やしていきたいと思っています。 ただ、やはり蒔絵ですから伝統工芸から離れられません。デッサン自体にはあまりこだわらず、しっかり蒔絵をつけたものを作っていきたいと思います。どんなものにでも挑戦してみたいです。 素材にしても黒蝶貝を使ったり、木製に漆塗りのものや水牛の角に蒔絵をつけたり、また象牙や琥珀も使っています。素材自体を加工するのではなく、描けそうなものを探してきます。 自分ではまだまだ中途半端な状態だと思っています。販路の開拓もなかなか難しいです。 | 販売場所を提供してくださる方がいれば、東京でもどんどん行っています。大きいお皿を描いた場合は高額になってしまいますが、この程度の大きさの商品であれば、買いやすい価格帯なのではないかと思います。 普段のファッションに取り入れてもらえればいいですね。モチーフは抽象的なものもありますし、作風はいろいろです。素材を生かす方法で描いています。 蒔絵でもデザイン的なものばかりを作っていると、お客様から古典調の蒔絵の商品はないのかと言われます。 これからは、もっとバリエーションを増やしていかなければなりません。蒔絵の技術で新しいジャンルを作っていければと願っています。 |
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