モナカ熊手
Festive Ornament
ジャンルや技術を問わず、ハンドメイド体験教室の講師として20年以上活動している三輪さん。モナカ熊手は、縁起物モチーフの最中種とコメオコシ、小松産の稲穂で飾った創作祝い飾りだ。日本のハレの日の要素をぎゅっと凝縮したような、キャッチーな見た目。ヒントになっているのは三輪さんがかつて訪れたフィンランドのライフスタイルだそう。長い冬を楽しく過ごすための工夫を、日本の文化風土で捉え直した。
熊手は商売繁盛を願う飾り物だけれど、モナカ熊手はもっと自由。クリスマスや節分、桃の節句に端午の節句と、季節の節目に飾ると、幸運が舞い込みそう。三輪さんは「モナカクラフト」として、飾るモナカ、食べるモナカのワークショップも行っている。