ホビー照明 『電脳漆繭玉』
Table Light
ディレクターとして科学館の展示コンテンツの開発を手がける傍ら、テクノ工作キット作家としても活動する太田さん。金沢の漆芸と出会ってひらめいた。これなら、理系っぽくない人たちにもプログラミングや電子工作の楽しさを伝えられる、と。
漆職人のもとで漆芸を学び、同時に3DCADを独学でマスターして生まれたのが、『電脳漆繭玉』シリーズだ。3Dプリンタで自作したコクーン型のボディを、割貝法と呼ばれる精緻な螺鈿で加飾する。いきものが呼吸するように螺鈿越しにゆらゆらと光が揺らめき、見るだけで心がふっと緩む。ワイヤレス給電、マイコンによる光の制御など、手のひらに乗るサイズに最先端テクノロジーも詰まっている。
リビングに、ベッドサイドに、デスク上に、癒しの灯りとして美しく。そして新時代のものづくりの可能性にも灯りをともして。