アクセサリー 『おりにふれ』
Accessory
兵庫県出身で、パートナーとともに輪島市に移り住んだ。輪島塗の産地とあって、作り手が多く、木材や蝶貝など漆器製作に使われる素材が身近にある環境だ。クリエイティブな空気に刺激を受け、天然素材の美しさに惹かれ、「何かつくりたい」という気持ちがむくむくとわいてきた。やがて、けやきやとちなど木を主役にしたアクセサリーブランドを立ち上げた。
「自分ができる技術、理解できる素材でやりたい」と話す。のこぎり、かんな、手動の糸のこ、彫刻刀などの道具を使って、木や貝のパーツを一つひとつ丁寧に手づくりしている。
デザインはエッジーだったりポップだったり。木そのものが持つ柔らかくナチュラルな素材感と、ちょっととんがったセンスをすり合わせたのが彼女の世界観だ。漆の技法についても学んでいるところ。
「おりにふれ」の世界はどんどん広がっていく。