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しなやかに流れるアウトラインは、林さんのガラスの真骨頂だ。「道具を使うと手跡が残ってしまう。溶けたガラス独特のやわらかい曲線を大切にしたいので、道具は極力使わず、ガラスの自然の動きにまかせて作っています」。遠心力を活かしながら巧みに形を整えている。つるんと美しい形に仕上がったしゃぼん玉は、一輪挿し。底部を花の形にかたどったグラスは、口の部分を大らかに広げ、花鏡と名付けた。
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自然なフォルムとともに、今回追究したのが7色の彩りである。しゃぼん玉は本物さながらの色と光をたたえている。花鏡のグラスは底部に7色が閉じ込められ、水を入れると花が色といっしょに浮き上がる趣向だ。色ガラスの特性に留意しながら、ガラスならではの透明感や光の屈折を効果的に活用。7色の表情をより豊かに呈示している。 器としての機能はもちろんだが、そこにガラスがあることで日常が少し華やいだり、癒されたり。そんな器をめざしているという。「ガラスに負担をかけずに作りたい。キラキラするガラスが大好きだから」。この一言に林さんのすべてが詰まっている。 |
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