一クラス上のnewベーシック やきもの
アートのある日常 STYLE 藤田 圭子 CERAMIC WORK 
〒921-8065 
石川県金沢市上荒屋2-136 
電話/FAX:076-249-2081 
E-mail:fujita_hkm@yahoo.ne.jp 
藤田 圭子
九谷の色絵具で、
暮らしのひとコマをときめかせる。

藤田 圭子 やきもの01 藤田 圭子 やきもの02
白珠色+Ecru 片口 \8,000
白珠色+Ecru 盃 各 \4,000
白珠色のフラワーベース 各 \5,000
CERAMIC WORK OBJECT 各 \18,000
CERAMIC WORK TAPESTRY \10,000
丸い皿 大 各 \15,000
グレー地に、呉須で曲線、直線、渦巻などを描いた“藤田紋様”が敷かれ、ところどころに緑、青、黄の幾何学的なかたちが点在する。このグレーは重ね焼きによる発色とのことで、微妙な濃淡が表情を生んでいる。彩色部の模様はストライプ、チェック、大小のドット。大人のポップアートという印象だ。
リズミカルなデザインと光沢のある色から、つくり手の楽しさが伝わってくる。藤田さんの作品は二系統に分けられ、このモチーフはその一つ。他にも多様な器を展開しており、マット釉をかけてコントラストの妙を引き出した皿もある。“CERAMIC WORK OBJECT”もこのモチーフの変形だが、自由な成形が面白い。
中国青銅器の「爵」(しゃく)という酒器に触発されたという。オブジェとしてだけでなく、特別な食卓で注器として使ってみたくなる。
もう一つの作品系統は、白珠色のシリーズ。真珠に似た肌と内側の金彩が上質の趣を見せる。フラワーベースのモチーフは見ての通り、たまご。“+Ecru”は、白珠の地に白盛絵具で“藤田紋様”をのせている。
「自分のほしいものをかたちにしている」という藤田さんは、思いのままに模様を描き、色を散りばめ、創ることを楽しむ。そうして生まれた作品は、見た人に感嘆符を喚起し、日常になじむアートであってほしいという。つくり手も使い手も楽しませる小粋な作品たちである。

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