審査会レポート

平成 25 年 12 月 11 日、デザインやアートなどの分野で活躍する三氏を招いて、商品選定のための審査会を開催しました。石川の工芸の伝統をベースに新しい生活提案を行う 「優れたデザイン商品」 であることを基準に審査が行われ、18 の事業者の商品が選定されました。

事務局

北陸新幹線の金沢開業が間近となりました。 これを機会に、石川にはこんなに素晴らしいものが沢山あるということをさらに発信していきたい。 そのためにも、今回の選定をきっかけに、石川を代表する作り手、事業者の皆さんの商品がより多くの方々の手に取っていただけることを願うとともに、本事業を契機に飛躍した先輩方のように、審査会の先生方のアドバイスを活かし、更なる高みをめざしていただくことを期待しています。

宇野たまこ

UNO DESIGN STUDIO 代表
宇野 たまこ

私の審査の基準は、とにかく「自分が欲しいもの」。 うんちくを並べる前に私の目を一瞬で捉えるもの、心に訴えてくるものかどうかがポイントです。 商品には作り手の想像力や構想力、やる気などが如実に表れます。 自分力の強い人が作ったものはやはり力強いですね。 今回も欲しい商品をいろいろ発見できて楽しかったです。

中西 研大郎

株式会社 四緑園 代表取締役社長
中西 研大郎

作者のライフスタイルが確立していて、伝えたいことがはっきりしたものが多かった気がします。 今後は、商品をどこにどういう形で届けたいかを戦略的に考え、ギフトショーでの反応もフィードバックしながら、バリエーションの増加やブラッシュアップなどを通じて自分のブランドを育てる努力をすることが必要だと思います。

奈良 雄一

能登デザイン室 代表
奈良 雄一

初めて本事業の審査員となり、大勢の事業者の方や商品とふれあえて大変参考になりました。ギフトショーに受け入れられるかどうかはともかく、手をかけ、情熱を持って作られているのが伝わるものばかりでした。こうした伝統工芸ならでは、石川ならではのものづくりのすばらしさをもっと広くアピールしていきたいですね。