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天井や壁面スペースを利用した照明パネルだった“ミツブライト”。これを小型化してスタンドにした“ミツブ”は、和紙に見られる透かしの技法を用いて、灯りがともると模様が浮かび上がる照明器具で、2001年にグッドデザイン賞を受賞した。 今回出品の“ミツブ行灯”は木村ふみさんのデザインにより、金沢の桐工芸品として製作したもので、消灯時は木目しか見えないが、点灯すると小粋な“立涌”模様が鮮やかに浮かび出る。また、これをさらに小さくした“ミツブテーブ |
ルランプ”はキャンドルを入れるタイプのため、枠は黒のアイアンで、紋様は“立涌”と“金沢小紋”の2種類を用意。ほの暗い中にかすかに揺れる紋様が、柔らかな照明効果を生み出す。 いずれも灯りを点けて初めて模様がわかる意外性と、表情がドラマティックに変化する二面性がおもしろく、加えて和にも洋にも合うテイストが、日々の暮らしをより豊かに彩ってくれそうだ。 |
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