草木窯 
石川県能美市牛島カ135
牛島住宅10号 
電話/FAX 0761-58-6940 
E-mai:utsuwa@soumoku.com 
URL:http://soumoku.com 
古典の良さを現代風にアレンジ、
崩し絵の釉上彩で古典画と遊ぶ。

花鳥の彩 各\8,000〜\15,000
美術館で九谷焼や中国陶磁器に出会ってから、自分を生かせるのはやきものに絵付けすることだと思い込んだ、と語る菊地さん。そこでこの世界に入り、この土地で陶芸を始めたのだそうです。
最近の作品は、ともすると遊びで描いたかのような絵柄のものばかり。その理由をたずねてみると、「自由で楽しげな崩し絵のほうが、見ていておもしろいから」とのことでした。
特に力を入れているのは古くから受け継がれている花鳥風月のような絵柄や格子柄などの紋様を活かすこと。
古典の中に息づき、今でも私たちに語りかけてくる伝統的なモチーフやパターンには、間違いなくそれだけの価値があるそうです。 その味わいを自分なりの表現方法で再現してみたいと、気が付くと鉛筆を手に画用紙に向かっている彼女。 見て楽しく、使って楽しい線や色が、器の中で自由自在に弾んでいる、そんな作品を理想に、現代の生活スタイルと食生活にとけ込んだ、一器多様な器作りを心がけています。

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