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火鉢などの暖房調度に代表される金沢桐工芸。白木をそのまま使う桐箪笥と違い、桐の表面を焼いて磨き、焼肌に蒔絵を施すという類稀な工程が特徴的だ。桐という素材は、軽く柔らかい。焼くことで表面が締まって木目が際立ち、特有の暖かみが生まれるのだという。生活から桐火鉢が消え て久しいが、歩弓・匡史さん兄弟と内田さんの手さぐりのものづくりが、金沢桐工芸に新たな光を呼び込んでいる。 | ![]() |
今回の作品は、若い女性がターゲット。遊び心があって、気軽に使えるアイテムが揃う。人気の「ちょこっとトレー」には雨粒状の蒔絵が施された。また、木目の美しさが一番伝わるのが轆轤挽きの丸いものだそうだ。撫でて使い込むほどにツヤが増し、色合いが深まるという。そこで今回、帯留めやキノコ器といった丸状のものの提案となった。 発信の場が広がるにつれ、独特の存在感に惹かれる人が増えている。時代の息づかいにじっくり耳を傾けながら、金沢桐工芸ならではのカタチを探す3人である。 |
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