誰か新しい人を やきもの
小さな宝物箱 STYLE 岡本有司 〒929-0122 
石川県能美市大浜町マ146-1 
電話/FAX:0761-55-5767 
岡本有司
新たな発見を求め、
作る楽しさに突き動かされて。

岡本有司 やきもの01 岡本有司 やきもの02
練り込みフタ物 (直径5cm) 各 \3,500〜
小さな宝物箱 (高さ5〜7cm) 各 \3,500〜
たまご (直径5〜6cm) 各 \3,500〜
粘土をよじれたワイヤで切ったときの独特の模様や質感が、木片の柾目を思わせる「小さな宝物箱」。 色粘土を組み合わせ、パステルカラーの渦を作った「練り込み蓋物」。蓋を持ち上げると、波状に切った合わせ部分にマーブル模様が現われる。 そして九谷焼の土に砂を混ぜた「たまご」。どれも蓋物だが、とくに用途は考えていない。
「使うことよりも作る楽しさを追いかけて」作られたもの。無論、自分の作品を「おもしろい」と気に入ってもらえればうれしい。
岡本さんの作陶は、決まったイメージなりテーマなりが最初にあるわけではなく、なんらかのきっかけから実験的にスタートする。
たとえば、「小さな宝物箱」ではねじれたワイヤを使う方法、「練り込み蓋物」では練り込み手法のように、ある成形や加飾の方法がきっかけとなる。 そして粘土を変えたらどうなるのだろう、ロクロを手びねりにしたらどうだろう、という具合に自由な創作を試みるうちにモチベーションが膨らんでいく。 そうした過程に、自分なりの新たな発見を期するのである。
岡本さんには、磁器か陶器か、どこの土を使うか、どの産地に属するのかといった自らを規定するものがない。 純粋に「創作の楽しみ」を求める姿勢だけが、その作品を通して伝わってくるのである。

ギャラリーのメニューへ 平成16年度選定品カタログのtopへ
BACK NEXT
(c) 2005 Design Center Ishikawa All rights reserved.