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作品には作り手の人柄が表れるといいます。寺澤さんの作品はほんわかと温かく、まさに彼女の雰囲気そのもの。 ガラスの透明感に惹かれてこの世界に入るとき、数あるガラス工芸の技法の中から選んだのはランプワークでした。 「自分のイメージを自由に表現するにはこれだ!と思って」。高校生だった寺澤さんは一念発起し、卒業とともに小樽の硝子会社に入社しました。 そこで6年間みっちりと基礎を学んだ後、帰郷。自宅の物置きを改造して小ぢんまりとした工房を構えました。名付けて歓歓(ホァンホァン)工作室。 パンダからとったその名前には、生活の中にほんわか感を演出したいという思いが込められています。 | ![]() |
動物や植物をモチーフとした作品たちは、今にも動きだしそうなものばかり。モチーフとなる生き物たちを、頭の中で自由に遊ばせながら作るのだとか。 動きのあるイメージを、そのままバーナーの炎で自在に形作る、それは最高に楽しい作業だといいます。今回の出品作も、 「草花を生けたガラスの木が、その辺の窓際に根を張ってすくすくと育っているのを想像したんですよ」と、楽しくてたまらない様子。 手にとった人の夢が広がるような、透明感のある作品です。ガラスのように自由でしなやかな感性を磨きながら、生きたガラスを作り続けていきたいと語る寺澤さん。 作品を通じて夢を与えるランプワークは、始まったばかりです。 |
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