山中漆器
ぼうる・かっぷ『とりどり』
Yamanaka Urushi Lacquer Ware; Bowl, Cup
漆器というと黒や朱の重厚な器という印象があるけれど、こちらは普段の暮らしで使いやすい、軽やかなパステルカラーの漆器。
木地は木目が深く美しいケヤキを用い、器の外側は木目を消さずに着色する「目ハジキ塗り」で、内側は木肌をそのまま見せて仕上げた。ホワイト・ピンク・イエロー・ミント・ラベンダー・ブルー・ナチュラルと、食卓で使いやすい、やさしい色味の7色が揃う。丸物を得意とする山中漆器のろくろ挽きの技術を活かし、手にしっくりとなじむフォルムにもこだわって。
自分のテーマカラーを揃えても。季節や気分に合わせて食卓の模様替えをしても。木の自然のぬくもりが伝わる漆器は、子どもの食器にもぴったり。色とりどりの楽しみ方ができる、楽しいシリーズだ。