輪島塗 三段重・角皿『NEGORO』
   

輪島塗
三段重・角皿『NEGORO』

Wajima Urushi Lacquer Ware; Food Box, Square Plate

黒漆の上に朱漆を塗り重ねた漆器を総称して「根来塗」という。その始まりは、鎌倉時代に僧徒が寺内で使うためにつくった漆器にあるとされる。長年の使用で上塗りの朱がはげ、下地の黒漆が斑紋のように浮き上がったものは、用に耐えたあるがままの姿が美しいと愛好家が多い。

中島忠平漆器店が提案するのは、輪島塗ならではの優美さと堅牢さを備えた新しい『NEGORO』。木地は石川県木であるアテ(ヒノキアスナロ)。布着せ本堅地技法と呼ばれる伝統的な技法で下地作業を行った後、異なる色の漆を重ね塗りし、部分的に下の漆を研ぎ出して文様を浮き出させた。奥行きのある色と艶に、趣のある抽象文様が映える。根来塗に倣ったムダのない単純明快なかたちには、モダンな造形感覚も感じられる。

NEGORO NEO 角皿
AKEBONO
大 ¥19,800
中 ¥16,200
小 ¥10,000

NEGORO NEO 角皿

NEGORO NEO 角皿
TOKI 大 ¥19,800

NEGORO NEO 角皿
SUMI 中 ¥16,200

NEGORO五寸三段重<

NEGORO五寸三段重
根来/曙 ¥66,000

Profile

中島利雄

中島忠平漆器店
中島利雄 Toshio Nakashima

伝統工芸士。
石川県立輪島漆芸研修所、輪島上塗り訓練校で輪島塗の技術を習得。
5代目忠平として1872(明治5)年創業の塗師屋の暖簾を守る。

石川県輪島市鳳至町堂金田4-15
Tel : 0768-22-0046
FAX : 0768-22-8595
E-mail :
chucream.plala.or.jp
URL :
http://n-chubei.com

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