茶葉を入れたティーポットに熱湯を注いで蒸らすこと3分。ティーカップに注ぐと、明るいオレンジ色の水色（すいしょく）が器の白に映え、ゴールデンリングがくっきりと現れる。

「加賀の紅茶」は、江戸時代から続く茶どころ、加賀市打越地区で生産される茶葉を原料としてつくった紅茶。不思議に感じるかもしれないけれど、実は紅茶も日本茶も同じ茶葉からつくられる。海外産の紅茶に比べると、加賀の紅茶は渋みが少なく、米飴のような甘い香りと清々しい後味が特徴。

こちらのティーカップ＆ソーサーは、九谷焼の上絵職人が地紅茶に合う茶器としててがけたもの。落ち着いた草花紋様が、ほのかに和テイストの加賀の紅茶によく似合う。

百花紋様／川合孝知 ¥10,800

ダリア／前田敦子 ¥10,8000

青花クローバー・赤花クローバー／河内範子 各 ¥10,800