国際ガラス展・金沢2004 English


趣 旨 line

 ガラスは伝統や地域の特性にとらわれず、作り手の技術と感性がそのまま作品に反映される創造性溢れる世界です。
 本展は、こうしたガラスの魅力を広く各方面にご理解いただくとともに、ゆとりと豊かさ溢れる生活の実現と産業と文化の健全な発展につながることを期待して、1984年(昭和59年)にスタートし、今回で第9回(国際公募展としては第7回)を数えます。
 ご衆知のとおり金沢は、京都と並び日本を代表する伝統を有する地で、四季折々の豊かな自然にも育まれて、漆、やきものなど、食生活の器を中心に日本を代表する伝統工芸の数々が作られ、現代の生活の中で使われている土地柄で、クラフト、デザイン、アートにも深い関心を示しています。
 こうしたことから本展は、金沢に「ガラス」という新しい芸術を育てるとともに、他の工芸や産業各分野の創造性の触発も期待して開催してまいりました。
 当初は、こうした金沢市民に、まずガラスに親しんでもらおうと、生活の器を中心とした北欧のガラスを中心に、国内外のガラスメーカーや国内作家の作品で構成しました。
 第3回の1988年(昭和63年)に国際公募展としてからは、若手からベテランまで誰もが参加できる世界唯一の国際公募展として、毎回世界約40カ国から多数の素晴らしい作品が寄せられるようになり「世界最新・最先端のガラス・シーンを展望」するにふさわしい展示会として成長してまいりました。
 そして作品の内容は、一気に現代アート中心となり、作品に込められた思いや使われる技術も、回を重ねる毎に複雑化、高度化していきました。
 前回(2001年)は、芸術を生活の中に引き戻そうという思いと、金沢が工芸を愛でる土地柄であることを考慮して、「背伸びせず普段の仕事の延長線上にある手慣れた造形の用途美を追究した作品から、ご自身の創造性を最大限発揮した芸術作品まで」と出品を呼びかけたせいでしょうか、また経済の回復がなかなか見込めないせいでしょうか、見るものを圧倒する造形の作品は少なくなりました。
 しかし、高度な技術を駆使し高い感性を発揮しながらも、ガラスという透明な素材の美しさを追求し、人にやさしく、自然を感じさせ、詩情を感じさせるものが目につき、たいへん親しみ深いものとなりました。
 開催委員会といたしましては、前回同様、生活のためのガラスから最新の芸術としてのガラスまで、様々な観点からのチャレンジをいただき、ガラスにみる様々な美の方向性を探ってみたいと思っています。
 多くの皆様方のご出品をお待ちしています。

主 催 line 国際ガラス展・金沢開催委員会
[構成] 石川県、金沢市、金沢商工会議所、(財)石川県デザインセンター
募集内容 line

対象
・自由。
・但し、ガラスを主材料として製作されていること。技法は問いません。
・食器、花器、インテリア用品や壁画、オブシェ等の現物作品。
・アイデアスケッチ等、具体的な形になっていないものは受付けません。
制限
・出品者の制限はありません。
・出品作品は1人(グループ・団体)1点(組)に限ります。
・作品のサイズは1点(組)縦、横、高さのサイズの総計が180cm以内。
 サイズが規定を越えている場合は審査の対象としません。
・未発表作品であること。

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大 賞
副賞
1,000,000円(1点)
金 賞

500,000円(2点)
銀 賞

200,000円(4点)
奨励賞

50,000円(6点)
審査員特別賞 ほか
審査員 line スライド審査
武 田   厚 (美術評論家)
水 田 順 子 (北海道立近代美術館学芸第一課長)
吉 本 由美子 (日本ガラス工芸協会理事長)
小 松 喨 一 (金沢卯辰山工芸工房館長・石川県デザインセンター副理事長) 
本審査
藤 田 喬 平 (日本芸術院会員・日本ガラス工芸協会会長)
ヨーン・スコーウ・クリステンセン
        (ガラス評論家・デンマーク王立工芸博物館インスペクター・デンマーク)
イジィ・ハルツバ(ガラス造形家・チェコ)
ジョエル・フィリップ・マイヤー
        (ガラス造形家・アメリカ)
武 田   厚 (美術評論家)
■ 順不同。審査員は都合により変更になる場合もあります。
出品申込 line 2004年3月15日(月) 応募申込締切
応募者は、出品申込書に必要事項を記入し、作品のカラースライド(35mm判/マウントしたもの)を添付して、2004年3月15日(月)までに事務局に必着で送付してください。
ガラスカバーのついたスライドマウントは使用しないでください。郵送中に破損しスライドを傷つけることがあるからです。
デジタルデータでの申し込みは受け付けません。スライド審査会の円滑な進行と図録印刷の精度を落とさないためです。
カラースライドは2枚までとします。2枚目は違った角度から撮るか、特長のある部分のアップとし、作品がどういうものかよく分かるようにしてください。
カラースライドは、スライド審査会及び図録作成の際に使用しますので、マウントに「」「」と優先順位を明記し、天地表裏を明記してください。
図録には、「」を使用します。
天地表裏の記載の不備により、図録作成において写真の裏焼き等があっても、開催委員会は責任を負いません。
併せて、同封されているシールに必要事項を記入して、スライドの枠に添付してください。
サイズの記載が不十分で、サイズが規定以内かどうかの確認が出来ない場合は、審査の対象としませんので注意してください。
応募していただいたスライドは返却しません。
スライド審査 line 2004年4月下旬 スライド審査員により、スライドで審査を行います。
結果通知 line スライド審査の結果は応募者全員に書面で通知します。文書の発送は審査会終了後、概ね2週間後となります。
スライド審査を通過した作品が、本審査並びに展示の対象となります。

■ 以後、スライド審査を通過したものにのみ適用します。
  但し、全体の流れを理解する上で、必ず読んでおいてください。
出品承諾 line スライド審査を通過した作品の出品者には、結果通知を送付する際に出品要領と出品承諾書を同封します。
出品を承諾する者は出品承諾書を、出品要領に記載の期日までに、事務局宛に送付してください。
出品登録料 line 出品を承諾する者の出品登録料は、国内からの出品者は1点20,000円とします。納入方法は出品要領に記載します。
海外からの出品者の出品登録料は無料とします。
作品の送付 line 出品承諾書を送付した者は、現物作品を、指定の期日・場所までに送付してください。期日・場所は出品要領に記載します。
作品送付の経費は出品者の負担とします。
輸送中の破損については、開催委員会は責任を負いません。必要な場合は出品者で保険を付与してください。
作品の開梱・検品は、審査会の前日に行います。開梱時に、破損等あった場合には、開催委員会より連絡しますので、事後処理は出品者でお願いします。
輸送中の破損により、本審査や展示会に出品できなかった場合の責任は一切負いません。
スライド審査を通過した作品と違うものを送付した場合は失格とし、本審査及び展示の対象としません。
本審査並びに展示会では、作品はスライドに基づいて設置しますが、組立等に注意を要する場合は、スケッチや指示書を出品承諾書及び作品に添付しておいてください。
作品の取扱いは開催委員会の指定する専門業者により厳重に行いますが、複雑な組立等の指示があった場合、本審査や展示会で組立に支障があっても、開催委員会は責任を負いません。

は、海外からの出品者にのみ適用します。

作品は、展示会終了後の返却を考慮した通関を行います。
通関には約1週間かかりますので、余裕を持って送付してください。
CIF価格10,000円以上の作品は、郵便及び国際宅急便で送付しないでください。
返却を考慮した通関ができません。
CIF価格とは、作品の価格に運賃及び保険料を加えた合計の価格です。
通関に際し、通関料や日本国内における輸送料が発生した場合は、開催委員会が負担します。
通関に際し、送り状(INVOICE)に、必要事項が記載されていなかったり、出品申込書と違う価格が記載されていた場合は、通関できないことがあります。必ず、必要事項を記入し出品申込書と同じ価格を記載してください。
送り状(INVOICE)の記載内容の不備により通関できず、本審査や展示会に出品できなかった場合、開催委員会は一切の責任は負いません。
海外からの出品者で、作品を出品者もしくは出品者の指定する人が持参し、入国の際の関税や通関料、作品送付に際しての日本国内における輸送料が発生した場合は、その経費は開催委員会は負担しません。出品者の負担とします。
代理人による送付手続きを行う場合でも、開催委員会との連絡は、出品者本人とします。
本審査 line 2004年7月上旬 本審査員により、現物作品で審査を行います。
本審査では、入賞作品を決定します。入賞しなかった作品は入選となります。
入選作品には、賞状等は授与されません。
結果発表と
講評会
line 本審査会翌日に、審査員全員による講評会を開催し、入賞作品の結果発表を行います。
そして、どこがよかったかの解説や審査を振り返っての感想を語っていただきます。
会期、会場等の詳細が決まりましたら、応募者全員にご案内します。
但し、ご案内は国内からの応募者のみとします。
結果発表 line 本審査の結果は、審査結果資料がまとまり次第、石川県内の報道機関に資料提供します。
日本国内の主要な工芸、デザイン関係の団体、雑誌には、展示会告知と併せて随時、資料提供します。
結果通知 line 本審査の結果は、本審査の出品者全員に書面で通知します。
発送は概ね審査会終了後2週間後となります。
展 示 line 本審査の出品作品はすべて「国際ガラス展・金沢2004」で展示します。

国際ガラス展・金沢2004
会 期 2004年(平成16年)8月26日(木)〜31日(火) 6日間
会 場 金沢・香林坊大和 8階ホール(予定)

図 録 line 本審査の出品作品をすべて掲載した図録を発行します。
スライド審査を通過しても、本審査に出品がなかった場合は掲載しません。
図録は、本審査出品者全員に1人(またはグループ・団体)につき1冊を贈呈します。
作品の販売 line 本展では、販売可能な作品のすべてに価格を表示し、展示します。
展示期間中に購入希望があった作品については、開催委員会が販売します。
開催委員会は、専門業者に販売を委託する場合もあります。
国内からの出品については、上代価格が出品者の希望する手取価格の概ね2倍位となることがありますので、予めご了承ください。
出品作品の
管理
line 出品作品には、作品受付後返却までの期間中は、開催委員会において保険を付与し、開梱・展示等の作品の取扱いに ついては開催委員会の指定する専門業者により最善の注意を払いますが、天災地変等の不可抗力による場合は賠 償責任は負いません。
作品にかかる知的財産権は、すべて出品者本人に帰属します。
但し、知的財産権の使用に関しては、以下のとおりとします。
・開催委員会及び地方公共団体等の公的機関が広報活動や展示を行う場合、出品作品の知的財産権を使用することができるものとします。
・出品者より送られた作品のスライドは、図録、ポストカード、ポスター等の印刷物及び広報物を制作する場合に、使用することができるものとします。
・使用の期間については、特に制限を設けないものとします。
・提示された写真に関して、その使用目的以外の、いわゆる営利を目的とした使用が想定される場合は、使用を希望する者と出品者の双方で協議するものとします。
・作品が販売された場合、購入したものがその知的財産権の使用を希望する場合、出品者と購入したもので協議するものとします。
・入選作品については開催委員会で再撮影して使用する場合もあります。
会場における模写・撮影は、報道や開催委員会が記録用として行う場合以外は原則として禁止します。
作品の返却 line 販売を希望しなかった作品と、希望していても販売されなかった作品は、開催委員会が委託する運送業者によって返送します。
作品は、開催委員会が指定する専門の美術品梱包業者により厳重に梱包し返送しますが、万一開封後破損等の事故があった場合は、配送した業者に申し立ててください。開催委員会に申し立てられても、事故確認ができませんので対応できません。
国内からの出品者への作品返却については、返送料並びに保険料は出品者の着払いとします。但し、梱包に係る経費は開催委員会で負担します。

は、海外からの出品者にのみ適用します。
特に、作品の受取りの際の経費負担に対して、これまでに「そんなはずではない。返送の際の経費負担はないはずだ」というクレームを付けられ、作品を返すことができなくなるというトラブルが発生したことがあります。については、よく読んで、理解された上で出品してください。


海外からの出品者への作品返却については、出品者の国の国際空港までの諸経費は開催委員会が負担します。
出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費は、出品者の負担とします。
出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費負担を拒否し、作品を返却できなくなった場合は、その場で作品を廃棄することことになりますので、あらかじめご了承ください。
海外からの出品者で、返送先が日本国内となる場合は、返送料並びに保険料は受取人の着払いとします。開催委員会が、作品受取りの際に通関料や日本国内における輸送料を負担していた場合、その経費を受取人に請求することもあります。
作品が販売されなかった場合で、出品者が返却を拒否する場合は、作品を廃棄もしくは開催委員会に寄贈していただくことになりますので、出品承諾の際にその旨を同意していただきます。
作品の返却は、展示会終了後、概ね3ヶ月後となります。
付 則 line 本要領に定めるもののほか、必要と認める事項は、その都度開催委員会が定めるものとします。
お問合せ line 質問は、日本語もしくは英語による手紙、FAXまたはE-mailで、下記開催委員会事務局まで送付して下さい。海外からのご質問に、国名がわからなくて返信できないことが時々あります。国名は必ず明記してください。
長い文面の質問にはお答えできません。A4版に2枚までとします。
質問には、担当者の個人的見解では回答いたしません。事務局内部で審議の上、回答します。こうしたことから、質問を受け取ってから回答するまでに1週間〜2週間かかりますのであらかじめご了承ください。
電話での問い合せには、一切お応えできません。
事務局 line 国際ガラス展・金沢開催委員会事務局
〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目20番地
(財)石川県デザインセンター内
FAX 076-267-5242
E-mail : info@design-ishikawa.jp

■なお、前回「国際ガラス展・金沢2001」の概要は、こちらをご覧ください。

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