いしかわの伝統と新しい感性
かさなり 工房 いとあそび 
〒922-0671 
石川県加賀市大聖寺瀬越町イ21-1 
電話:0761-73-8768 
FAX:0761-73-8937 
E-mail:some-ori@kagacable.ne.jp 
URL:http://www.kagacable.ne.jp/~some-ori/ 
工房 いとあそび 松中 明子
緯糸(よこいと)と経糸(たていと)、
布と布のかさなりが生む味わい。

工房 いとあそび 松中 明子 工房 いとあそび 松中 明子
草木染二重織シルクショール layer \50,400
草木染二重織シルクショール layerU \50,400
青線
 緯糸と経糸が重なり一枚の布となる。糸の組合せによって、表情や色彩の可能性は無限大。松中さんの手で生命を吹き込まれた糸は、優しく表情豊かな織物となる。「糸の重なりだけでなく、布の重なりでも新たな表情が生まれる。いろいろな要素の『重なり』から生まれる味わいを楽しんでもらえれば」との思いを二重織のストールに込めた。
 染色家の姉、祥子さんが栗の渋皮とヤマモモで染めた絹糸を織り上げたストールは、重なりを際立たせる透け感が美しい。精練していない絹独特の張りと、ざっくりした風合い、アクセントとなる立体感のある緯糸。そんな素材の持ち味が凝縮されている。
 もう一方は、真ん中の緯糸を境に二枚の布が入れ替わる二重織のストール。重ねてまとったり、結んだりと、四枚の布をまとう感覚で自在にアレンジができる。豊かな色彩を放つスオウの赤、玉ねぎの皮の橙、インドヤコウボクの花芯の薄緑。優しくなじむ風合いは、素材感を大切にする松中さんの織物ならでは。
 「日常に融け込んで、ほっと和んでもらえる織物を作り続けたい」。今日も緯糸と経糸に思いを込めて、丹念に織り上げてゆく。

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