いしかわの伝統と新しい感性
箱膳を楽しむ 浅田 孝 有限会社 浅田漆器工芸  
うるしの器 あさだ  
〒922-0139  
石川県加賀市山中温泉 
菅谷町ハ-215  
電話:0761-78-4200  
FAX:0761-78-0470  
E-mail:y-asada@kaga-tv.com  
URL:http://www.nande.com/asada/  
浅田 孝
蓋を開ける時の楽しさと、
使い方を考える楽しみと。

浅田 孝 浅田 孝
11.5角膳 ナチュラル ¥15,750
9.0組箱 下段 ナチュラル ¥14,700
9.0組箱 上段(仕切り付) ナチュラル ¥12,390
9.0組箱 蓋 ナチュラル ¥10,500
9.0組箱 中段 ナチュラル ¥10,500
14.5丸膳 ナチュラル ¥18,900
14.5丸三段組 箱膳 黒ふき漆
¥61,950
11.5角三段組 箱膳 ナチュラル
¥53,340
  江戸時代から昭和初期にかけて、商家や農家では家族一人一人が箱膳を有していた。中に食器一式を収め、食事時には上蓋を食台にして食器を並べた。収納もコンパクトで合理的。浅田さんは、この古式を元に現代の箱膳をつくりあげた。
 素材は木目が美しいタモ。ガラス質塗料を施した「ナチュラル」は自然の木目が清々しく、「黒ふき漆」は存在感があり、畳にもフローリングにも調和する。組箱は3種、膳は丸と角、組箱の蓋もあり、組合せは自由自在。使い手の座高に合わせて、
組箱の数で高さを調整できる。使い方はさらに自由だ。一人膳として使う、重箱のように器として使う、小物入れにする…。小皿料理を詰めて客に供せば、もてなしの興も増すに違いない。この箱膳は単なる「もの」ではなく、暮らしへの提案だ。
 浅田さんは、ものの溢れる時代において、提案力のある漆器を、と考えている。轆轤(ろくろ)挽きによる丸物を主とする山中漆器にあって、箱膳はひとつのチャレンジともいえる。

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