いしかわの伝統と新しい感性
色絵とガラスの優美なる出会い 諸江 洋 合資会社 九谷焼諸江屋 
〒920-0981 
石川県金沢市片町1-3-22 
電話:076-263-7331 
FAX:076-222-3161 
E-mail:kutani@moroeya.com  
URL:http://www.moroeya.com 
諸江 洋
「九谷焼+ガラス」で、
夏の香りに涼しさと華やぎを。

諸江 洋 ガラスde九谷焼香炉(左上から順に)  
北山裕作 色絵 ¥17,325  
北山裕作 染付水玉 ¥17,325  
北山裕作 色絵花文 ¥17,325  
北山裕作 染付十草 ¥17,325  
澤田富雄作 木米 ¥29,400  
加登明雄作 古九谷 ¥52,500  
北山裕作 色絵水玉 ¥17,325  
澤田富雄作 吉田屋葉文 ¥29,400  
高明作 金襴手 ¥52,500  
 生活空間に多彩な香りが持ち込まれるようになった。かつては床の間にじっと据え置かれた香炉が、今では姿を変えてさまざまなシーンに登場してくる。「夏向きの涼しげな香炉を」というお香メーカーの要請に、諸江さんの頭を九谷焼の新技法がよぎった。近年注目を集める「九谷焼とガラスの異素材接合」である。接着技術の開発が窯元で進み、和の磁器と洋のガラスを結合した製品が世に現れ出していた。「ガラスを利用すれば、香炉に涼感を呼び込めそうだ」。かくして「ガラスde九谷焼香炉」が誕生した。
 香炉の身の部分は石川県のガラス作家が手吹きでつくり、蓋と足と手を九谷焼が担当した。九谷焼は、色絵による華麗な加飾が真骨頂だ。表現の中心となる蓋づくりを、気鋭の作家たちが競演。吉田屋・木米・金襴手といった伝統文様を中心に、色とりどりの世界を描き出した。灰を中に敷いて香を焚くが、カラー灰を選べば色遊びができる。ポプリポットとして使っても楽しい。「場」でも「用」でも「和洋」を問わない香炉 ― 創業百五十余年を数える老舗、諸江屋からの新提案である。

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