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和と洋のあいだにある器、トラディショナルとモダンをミックスした器。「こんなデザイン、見たことないね」、手にとってそう言ってもらえると嬉しい。今回の作品も、洋のプレートやカップに九谷焼の伝統的なモチーフをアレンジして描いたもの。構図としては大胆だけれど、色味や彩度を抑えることで「すこしだけ特別な日」にふさわしい華やかな上品さを出すのが田村さんのスタイル。安心して使ってもらいたいから、料理を盛る部分にはいつも無鉛絵の具を使ってい
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る。そんなこだわりが通じて、“おつかいもの”に選んでいただくこともあるそう。 1 陶芸は何もないところから、カタチがあり色があるものを生み出していく仕事。どんなものを作ろう、どんなものができるだろうと、無心に手を動かす時間が好きだという。上絵のモチーフはやっぱり花が多い。春には春の、夏には夏の、気持ちが自然とその季節の花に向かっていく。 |
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