生活を愉しむクラフト
”珠洲焼のご飯茶碗 珠洲焼全国展開実行委員会 珠洲焼全国展開実行委員会 
委員長 坂本 好二 
〒927-1214 
石川県珠洲市飯田町1-1-9 
珠洲商工会議所内 
電話:0768-82-1115 
FAX:0768-82-1608 
E-mail:suzucci@lilac.ocn.ne.jp 
珠洲焼全国展開実行委員会
「飾る」から「使う」へ。
黒い器で味わう食事。

珠洲焼全国展開実行委員会 01 珠洲焼全国展開実行委員会 02
珠洲焼象嵌茶碗 線紋 ¥3,150
珠洲焼象嵌茶碗 枝紋 ¥3,150
珠洲焼象嵌茶碗 ライン ¥1,575
漆高台珠洲焼茶碗 ¥5,250
珠洲燻べ粉引飯碗 ¥3,150
白マット珠洲焼碗 ¥3,150
 製品としては壷、かめ、鉢などが主流の珠洲焼は、釉薬を塗らないで、還元炎焼成という焼き方で焼き締める。黒くざらついた手触りが特徴。その質感から生産者たちは「食器には向いていない」と思い込んでいたらしい。自家用に使うことはあっても、商品になることはない、と。それがある時、観光客から「珠洲焼きはご飯がこびりつかない」という感想を聞いた。お茶漬けのコマーシャルで黒い器を見たこともヒントに、食器の商品化に挑戦したという。  一方、飾り気がないのも珠洲焼の特徴だ。そこにあえて装飾してみようという試みも行った。まずは釉薬。かけ方を変えながら各種試してみた。そして他の技術とのコラボレーション。漆の輪島塗、象嵌、かき落とし、文様。ただし、どんな試みをしても、あくまで軸足は伝統的な黒い焼き締め。珠洲焼らしさを残すことに苦労したそうだ。表現が変わっても、プライドは決して変わらないのが潔い。

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