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「左官アート額」。耳慣れない言葉だが、それもそのはず、4年前にイスルギから発信された表現だ。創業90周年を迎えたイスルギが、記念イベントとして行った「第1回左官仕上げコンペティション」がきっかけであり、50cm四方の額に下塗りや中塗りを施し、仕上げは各自の好きな柄に挑戦してもらおうという企画だった。日ごろ目立たない左官の技術が表に大きくクローズアップされるとあって、多数の職人が挑んできた。応募作品の展示会はことのほか好評で、
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2回目を金沢21世紀美術館で開催。左官の伝統技術と土が持つ温かさや風合いが生かされた額は、癒し系アートとして注目を浴びた。 さらに、平成18年5月には「石川ブランド優秀新製品」、同7月には「金沢ブランド優秀新商品」の認定を受け、県内外にも広く知られるところとなった。企業の事務所開設や会館などのロビーインテリアとしての引き合いも多く、家庭では新築祝いなどにも贈られている。 |
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