加賀百万石の万華鏡
暮らしの彩り、和みの文様 中町 いずみ 〒923-1112 
石川県能美市佐野町巳42-1 
コーポ佐野201 
携帯電話:090-4324-5306 
E-mail:izunaka-tr@docomo.ne.jp 
中町 いずみ
独自の作風を求めて楽しく描きつづける。

中町 いずみ01 中町 いずみ02
はしおき 戌・唐子 各 ¥840
ろうそく入れ 各 ¥2,100
染付花鳥入れ子 大 (直径15cm) ¥2,100
中 (直径13.5cm) ¥1,890
小 (直径11.cm) ¥1,680
色絵入れ子 大 ¥2,310
中 ¥2,100
小 ¥1,890
色絵角皿 ¥1,890
スズリ ダミ (幅10cm) ¥2,940
色絵 ¥3,150
 中町さんの作品は、大きく分けると染付と色絵。今回の出品作、大中小3つの深皿を重ねて一つに納められる「入れ子」も、染付と色絵の2種を制作した。お正月に合わせ、硯はちょっと遊び心をきかせてみた。そのどれを見ても、絵を楽しげに描いたあとがうかがわれ、「毎日の食卓を和ませることができれば」という中町さんの思いが伝わってくる。
 中町さんが陶芸の世界に足を踏み入れたきっかけは陶芸教室。そこでは土ものの成形が主で、次第に絵を描きたいと思うようになっていった。現在は、「自分が使ってみておもしろいと思えるもの」を創っているのだそうだ。
 絵付けのデザインは、雑誌や音楽にインスピレーションを受けることもあるが、古九谷や古染付をよく参考にする。しかし、古来の文様を写すだけでは、自分が作った器のかたちにしっくりこないこともある。そんな場合は筆のタッチや色調を変えて「自分らしさ」を模索する。
 この独自性が中町さんの当面の目標だ。染付にしても色絵にしても、自分がイメージした色を出すことはなかなか難しい。
 「使ってみて、心からいいなと思うことは滅多にない」という乾きが、今日も彼女を作品づくりに向かわせている。

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