加賀百万石の万華鏡
ほんわか九谷 上野 昌則 まさ夢工房 
〒923-0075 
石川県小松市原町ト-136-1 
電話/FAX:0761-47-0267 
E-mail:masa-tou-gei@r.vodafone.ne.jp 
上野 昌則
数十種類の色数を駆使した細描は、いつも一品モノ。

上野 昌則01 上野 昌則02
プチオブジェ (高さ約10cm) 各 ¥15,750
世界にひとつ絵 マグカップ (高さ8cm) 各 ¥10,500
世界にひとつ絵 ゆのみ (高さ8cm) 各 ¥8,400
万華鏡文 正方皿 (幅22cm) ¥10,500
花文 正方皿 (幅20cm) ¥8,400
正方まめ皿 6枚セット ¥18,900
万華鏡うずまき文 デミタスカップ&ソーサー 各 ¥24,150
万華鏡放射文 デミタスカップ&ソーサー 各 ¥24,150
 九谷焼技術研修所の卒業制作の時、作品の一つがどうしても締め切りに間に合いそうになかった。仕方なく手近にあったプラモデルの絵の具を使ってみたら、思いがけずカワイイ作品に仕上がったのが「世界にひとつ絵」シリーズを始めるきっかけだった。
 もともとはあまり絵が得意ではなかったが、描き続けるうちに手応えを感じるようになったと言う。抽象画を思わせる画風には稚気と遊び心があふれていて、楽しい気分にさせてくれる。しかもよく見るとその絵の細かい表現と彩りの多さ、美しさに気づく。少し前は個性が強く「これが九谷焼?」といぶかられる作品が多かったが、近頃は使いやすく品格があり、それでいてカワイイモノが作れるようになった。
 土から練り上げ、いつも用意してある数十種類の色を駆使して彩色する。九谷の土、九谷の絵の具、九谷の技法…九谷の基本があるからこそ今の作風がある、と自信を覗かせる。その根拠の一端は、7代続いた九谷焼の家系の血にあるのかもしれない。
 今回の「万華鏡」シリーズはその技術とこだわりを傾けて挑戦した逸品。さすがに繊細なタッチと彩りの妙には目を奪われる。
 売れる売れないにはこだわらない。ありえない色を使い方次第で「いい色」に作り上げて、びっくりさせるモノ、変わっているモノを作り、沢山の人に見てもらうことが今の仕事。ここ数年は各地で開催する個展に力を入れている。「めざすのは世界!」と目標は大きい。

ギャラリーのメニューへ 平成17年度選定品カタログのtopへ
BACK NEXT
(c) 2006 Design Center Ishikawa All rights reserved.