誰か新しい人を やきもの
毎日の器 STYLE 弦巻玲子 〒923-0342 
石川県小松市矢田野町ワ41-1 
電話:0761-44-5896 
弦巻玲子
使うほどに味わい深い、
生活に根ざした器たち。

弦巻玲子 やきもの01 弦巻玲子 やきもの02
絵替四方皿 (幅14cm) 各 ¥5,775
魚藻文三角小鉢 (幅10cm) 各 ¥3,570
麦 飯碗 大 (直径12.5cm) ¥3,990
麦 飯碗 小 (直径11cm) ¥3,780
色絵 麦 飯碗 ¥3,990
麦 くみだし茶碗 ¥3,150
色絵 麦 くみだし茶碗 ¥3,360
色絵 麦わら 小鉢 ¥3,675
放牛文 そばちょこ 各 ¥3,360
放牛文 飯碗 各 ¥3,780
使うほどにじわじわと好きになっていくモノがある。弦巻さんが作るのは、そんな器である。
色絵や染め付けで描かれた柄のモチーフは植物や動物、古典の写しなどさまざまだが、それらが個性を主張しすぎることはない。 むしろ一見スタンダードな印象を受けるほどだ。しかし使っていくうちに、味わいや面白みがじわじわと分かってくるのが彼女の器である。 今回紹介している放牛文のそばちょこなどは特にそうだ。シンプルな麦わら手だが、つゆを飲み干すと底になんとも愛嬌のある牛の絵が現れる。 「牛が好きなんですよ。麦わら手の縦縞は、実は牧場の柵ということになっています」と茶目っ気たっぷりに笑う。
普段使う食器は、使いやすくて飽きがこず、愛着を持てるものがいい。 大切なのはインパクトよりも、より使いやすい形、重さ、手に持った感触だと彼女は考える。 だから器は作りっぱなしにせず、自宅で実際に使ってみてさらに改良を加えてゆく。 その過程で、先ほどのそばちょこの牛のようなささやかなユーモアを忘れないのも彼女の魅力だ。 目指すのは「使えば使うほど、なんだかいい!と思える器」なのである。
四季の移ろいを感じながら散歩するのが楽しみだという。草花や空を眺めてイメージをふくらませることも多いとか。 何気ない日常の良さを知っている人の器は、日常の食卓も「なんだかいい!」と思わせてくれる。

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