クラフトニューウェーブ 木
誰もが記憶に宿すかたち STYLE 山下 信彦 design room code 
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電話/FAX:076-251-9772 
E-mail:code@spacelan.ne.jp 
山下 信彦
使い込むほどに、
趣きと愛着が生まれる木の器たち。

山下 信彦 木01 山下 信彦 木02
[シリーズ名:Mottca(もっか)]
お菓子のうつわ/お餅型 \18,000
お菓子のうつわ/擬宝珠 \15,000
針のうつわ 各 \10,000
 
各 オイルフィニッシュ(ナチュラル)/
拭漆(ブラック)
[シリーズ名:Mottca(もっか)]
お香たて 各 \5,000
ペンとクリップのうつわ 各 \8,000
あかり 各 \12,000
 
各 オイルフィニッシュ(ナチュラル)/
拭漆(ブラック)
日本人が長年親しみ、いつも心に宿らせているかたち。そのシルエットを見るだけで心が優しく穏やかになるかたち――そんなかたちが今回、木の小物シリーズmottca(もっか:“木の香”の意)となって登場した。
mottcaを手がけた山下さんは、住宅関連機器の分野で活躍する工業デザイナーでもある。時間に追われながら製品を作る日々を送っているうちに、何かモヤモヤしたものが心にたまってきた、という。
「一般的な工業製品は使い捨て。できあがった瞬間がベストで、後はデザインも性能も古くなっていくだけです。だから逆に、生活に溶け込み、使い込むほどによくなっていくモノが作りたくなって…」。
それゆえmottcaでは、奇を衒ったり存在を誇示するデザインではなく、心の原風景に存在するかたちが、そのまま素直に実用品として表現されている。「お菓子のうつわ」は、正月のシンボル・鏡餅や、つるりと手で撫でた経験を想起させる擬宝珠がモチーフ。「お香たて」は水滴が水面で波紋を描くさまを、「針のうつわ」は福を呼ぶダルマを表している。
思わず手にとって慈しみたくなる親しさに、どこか新鮮な魅力を秘めたmottca。これらは、デザイナー山下さんと山中塗の工房とのコラボレーションだ。「工業製品でもクラフトでもない、中間あたりが私のポジショニング」と語る山下さん。美しい山々を望むオフィスで、独自のモノづくりが着実に進められている。

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