一クラス上のnewベーシック 漆
いつも日本の心と一緒に STYLE 大島 俊江 漆工房 大島 
〒922-0113 
石川県加賀市山中温泉東桂木町ヌ-2-10 
電話:0761-78-1635 
FAX:0761-78-5592 
E-mail:toshie@t-oshima.co.jp 
URL: 
http://w2272.nsk.ne.jp/~t-o-urusi/ 
大島 俊江
山中漆器の伝統の技が、
現代のテーブルに花開く。

大島 俊江 漆01 大島 俊江 漆02
楽椀 ミズメ 黒・朱 各 ¥5,000
ティーマット 210×330 各 ¥2,500
コットン応用器 ミズメ拭漆 ¥25,000
欅象嵌小箱 拭漆 中 ¥5,000
欅象嵌弁当 拭漆 ¥12,000
「近年、原点回帰というか、日本の伝統文化への関心の高まりを感じます」と語る大島さん。だからこそ今回は、象嵌、糸目筋など山中漆器の伝統的な技を主体にした商品を打ち出した。
ふたに銀象嵌をあしらった欅の小箱と弁当箱は、銀の上にさらに漆を塗ってあり、見た目には金色に見える。細やかな糸目筋が美しいコットン応用器は、ふたを入れて7つの器からなる。これひとつで一人暮らしがまかなえる、という発想から生まれた作品だ。どちらも装飾がアクセントになり、洗練度を増している。伝統工芸を現代のテーブルに生かすための、計算されたほどよさ加減が心地いい。
漆器業界でここ数年主流のシンプルデザインも、行きつけば無味乾燥になる。「山中ならではの技術を大切にしたい」という大島さんの思いが、今回の器づくりにつながった。
使い方は特に限定しない。「デザインセンターの講習会で勉強するうちに、作り手側が考えているより、器はもっと自由なものだと気付いたんです。お客さんのほうがアイディアは豊富ですよ」と軽やかに笑う。
ざらっとした表面の質感が土物の茶碗を思わせる楽椀。微妙な模様が現代的なティーマットなど、遊び心ある漆器を考案するのも得意だ。「使う側のイメージをかきたてる器づくりが、今おもしろいんです」。

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