一クラス上のnewベーシック 和紙
ぬくもりを綴る和紙 STYLE 中山 道男 創作和紙工房まるとも 
〒920-0059 
石川県金沢市示野町西19 
電話:076-267-3100 
FAX:076-267-3104 
E-mail:marutomo@d3.dion.ne.jp 
URL:http://www.marutomo.biz 
中山 道男
手書きのコミュニケーションを通して、
心豊かなスローライフを提案。

中山 道男 和紙01 中山 道男 和紙02
柿渋染手文庫 \20,000
柿渋染ハガキと筆箱兼用箱 \2,000
柿渋染和紙のハガキ箋 \2,500
誂え便箋 手すき雁皮紙100枚一式 \20,000
誂え便箋 オリジナル印刷200枚一式 \12,000
頭のビタミン箋 各 \450
ペンや筆なしでいとも簡単にメッセージを授受できる時代となった。だからこそ手書きの温かみを知ってもらいたいのだ、と中山さんは語る。
マルトモは、着物を包むたとう紙製造と印刷を営んできた会社だ。着物を着る習慣が姿を消しつつある今日、たとう紙に代わるものは?と思案した和紙のスペシャリストは、独自色の強い和紙製品を次々と開発してきた。
「森を消滅させる洋紙と違って、和紙は毎年生育する植物が主原料。和紙は、繊維が長いからすこぶる強靭。それにみなさん驚かれるけど、水にも強いんですよ」。「紙と健康」をテーマに柿渋やウコン、こんにゃくなどで染め上げ、口にしても安全なことから“漢方和紙”と称する紙を素材に、帽子、
クッション、タペストリー…と多彩な製品が世に送り出されている。
今回の出品にも中山さんの哲学がキラリと光る。書きためていけば和綴の本が作れる「和とじ箋」、自分の名が手漉きで入る「誂え便箋」、思い立った時すぐ投函できるように切手のポケットが付けられた「すぐ出すハガキ箋」など、「頭のビタミン箋」シリーズは楽しいアイディアの宝庫だ。
「書くこと=考えること。便りを出すことは自分と対話することでもあるんです。“早い”“安い”“沢山”を追いかけた20世紀は過去となりました。手書きというコミュニケーションスタイルを通して、地球の恩恵を大切にした心豊かな暮らしを提案していきたいですね」と、まさに一クラス上のnewベーシックだ。

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