クラフトニューウェーブ やきもの
毎日の食卓を華やかに STYLE 入野 八重 E-mail:yae_kobo@yahoo.co.jp
入野 八重
いつでも自分だけのお花畑。
そんな夢があふれる華やかな食卓。

入野 八重 やきもの01 入野 八重 やきもの02
花のマグカップ ¥2,800
注器 花と蝶 ¥12,000
コロコロ湯呑 各 ¥2,000
花付菓子皿 各 ¥2,800
汁注 花いろいろ 各 ¥7,000
「注器のフタが花になっていたら楽しいだろうな」という思いが、そもそものきっかけ。作っていくうちに「こんな花も…」とか「この季節らしい花は?」などと考えていくようになったとか。今回のシリーズを手がけ出してまだ半年だが、今までに作った「花」は、水仙、福寿草、アネモネ、パンジー、ぼたん、椿などすでに十数種類。なかでもバラの形づくりは難しかった、と笑う。
フタとしては異質な形である「花」と、器として正統な形の「本体」を、製品としてきちんと摺り合わせるのも一苦労のはずだが、そのハードルを軽々と乗り越えた上に、ひと挿しの切り花として完成させたバランスはなかなかのものだ。
梅の花には見事な枝ぶりが、タンポポの花には生き生きとした葉が描かれており、その作品たちは器であると同時に、見事に食卓の「華」となっていることにただ驚くばかりである。
注器のほかにも皿やマグカップ、湯飲みなど「花」をモチーフにした作品は多種多様。いろいろと揃えて食卓に並べれば、いつでも自分だけのお花畑ができるのが楽しい。
8年前に研修所に入所、そのとき初めて土いじりをした彼女に、「九谷焼」に対する先入観はない。これからも、ピンクやオレンジなどかわいらしい色づかいと季節感を大切にした作品を作り続けていきたい、と語る発展途上人である。

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