左上より 長角鉢 長皿 細長皿 右上より コンポート 八寸皿 |
12,000円 4,000円 3,300円
20,000円 10,000円 |
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左上 注器 ぐい呑 中央上 Cup 右上より マグカップ コーヒー碗皿 手前 銘々皿 |
6,000円 3,800円(1個)
4,800円(1個)
5,000円(1枚) 6,500円(1組)
2,800円(1枚) |
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九谷焼は分業制で、山崎さんの家は代々ろくろの生地づくりを続けてきた「九谷葵窯」です。大先生と呼ばれる先生方からも随分と仕事をいただき、お若いのに高い技術力が評判です。高度な技と経験が必要な生地づくりに打ち込みながら16年。あいた時間には自分独自の作品にも取り組み、あちこちの公募展に出品しては入選し、自分で考え、作ることの楽しさを味わってしまいました。1999年には「金沢わん・one大賞展」で大賞をいただき、勢いで思い閃いたのが、銀箔を張った銀彩シリーズです。誰と飲もうかな、どんな酒がうまいかなあと考えながら、同時に自分の器を買っていただいた方が、どんな酒を飲んでいるのか思いめぐらすことも楽しみです。 |
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気取らず、少し照れ屋の印象で話される山崎さんですが、一旦ろくろに向かうと人が変わります。エネルギッシュで緊張感と風格さえ感じられました。モダンな感性と、伝統の奥深さを秘めた山崎さんの手業から、次なるシリーズが生まれて来る日が楽しみです。お酒のシーンから、お茶のシーンに発展して、ティーカップやポット、ミルクピッチャーなどにも広げていきたい。この銀彩シリーズのカップで水を飲むと、普通の水が美味しくなるそうです。銀彩と黒生地のモダンなコントラストはシャープでありながら、手に触れ、口に運ぶとやさしいのは、そのお人柄がにじみでている所以でしょうか。早く素敵なまつと巡りあって二人の時間を楽しんでほしいものです。 |