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| 酢谷さんは、伝統工芸山中漆器の一番の老舗です。代々「喜八」を襲名し、現在の喜八さんは５代目です。これまで酢谷さんは、どちらかというと「商い」優先で、もの作りをしてきました。しかし、これからの厳しい時代を生き抜くためには「企画・デザイン力」が大切と、一品ものの「作品」ではなく「商品」としてのプロダクトデザインに全力投球です。 国産の欅に拭き漆で仕上げたフリーボールは、そんな思いから作られた、木目が美しい端正な器です。 レッドアンドブラックはきちんと塗った「真塗り」の美しさを再認識してもらいたいとの思いが込められています。黒と朱の色使いがちょっときついような気もしますが、この塗り分けの技術が大変だそうです。 | |
現代的な形なのに日本の伝統が十二分に漂ってくるもので、一つあるだけで部屋の空気が一変しそうです。薄挽の鉢は、世界一の山中のろくろ技術で勝負したもので、これまでの漆器のイメージを払拭する現代的な美しい形です。気温、湿度によっては、多少の歪みを生じることもありますが、それは自然の趣として楽しんでもらいたいとのこと。ポケットフラスコはステンレスに特殊加工で漆を塗り、蒔絵を施したもので、暮らしにゆとりを求める方や高齢者の方、ギフト用に自分用に、ちょっと贅沢な自慢できるものです。蒔絵の絵柄やネームなどのオーダーもできます。お薬やお酒など入れて、スポーツ観戦や、釣りなどのお供にいかがでしょうか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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