MA'GLA' STUDIO 
扇田克也 
〒920-0273 
河北郡内灘町アカシア2-42-2 
TEL:076-239-0336 
FAX:076-239-0336 
掌にのせ、じっと見つめ、
新しいガラスの魅力を感じてください。

POGIH−1
各10,000円
POGIH−2(大)
各20,000円
次の世代を担うガラス作家として、結構名の知れている扇田さん。いよいよ独立です。 金沢美術工芸大学で鋳金を学んでいた頃、ガラスに興味があったもののきっかけがなく、いろんな素材を使えるかなと、卒業後は大阪の照明メーカーで働いていました。何となく仕事に対して疑問を持つようになった頃、「アメリカン・グラス・ナウ」という展示会を見て電撃が身体を突き抜けたそうです。たまたま電車の網棚に載っていた週刊誌に、東京ガラス研究所が出来たという記事があり、それから1年後には研究生となっていました。その後、金沢卯辰山工芸工房に勤める傍ら、ご自身の作品を制作していました。この間の受賞歴や国内外の美術館所蔵は素晴らしいの一言です。 その作品は、理論と感性との融合というに相応しく、個展も全国のあちこちで年に7〜8回されてきました。基本的な手法は、キャストという型で制作した後、サンドブラストで仕上げる方法で、花器やオブジェが多いそうです。つるつるピカピカのガラスでなく、しっとり、温かい質感のガラスです。家のモチーフは形が単純でありながら、ポッと心に火が灯るような気がして、そんなイメージを表現しているそうです。 POGIH(ポギー)は、PICTURE ON GLASS IN HANDの略で、「掌で感じる手触りと、目で見るという事が同時に可能な人間の感覚と、心に作用する置き物であり、持ち物であるもの」とのことです。掌にのせ、じっと見つめ、新しいガラスの魅力を感じてください。

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