鹿猫工房 
増井 洋子 
〒920-1303 
金沢市辰巳町7-317 
TEL:076-229-5326 
FAX:076-229-5326 
E-mail:deercat@mx9.freecom.ne.jp 
URL:http://web9.freecom.ne.jp/~deercat/ 
鉢にはお蕎麦を盛りつけて、
ぐい呑みは、きりっと冷やした
お酒が美味しそうです。

古代茶足付・ピッチャー 各 3,500円
ぐい呑み 各 2,800円
各 5,000円
Wave 古代茶 8,000円
古代緑足付片口 4,000円
古代緑ぶっかけ皿 4,500円
古代緑足付花器 18,000円
燭台 18,000円
古い土器のようなイメージなのに硬質な素材の不思議な質感のやきものは、笑顔が元気な増井洋子さんの自信作です。 元々はガラスを目指し、東京ガラス工芸研究所で学んだ後はイギリスのガラス工房でも修行。帰国後、どこで仕事をしようかとあちこち旅をしているうちに、茨城県の笠間でタタラと上絵付けをするようになり、巡り巡って、現在では友禅をされているご主人の黒田一磨呂さんと一緒に、金沢市内を流れる犀川上流の古くからの民家に籠り「鹿猫工房」と名付けて制作の拠点としています。 鹿猫というのは、中国の古い物語に登場する体が鹿、顔が猫という架空の動物で、 鹿猫が現れると時間が止まり、 縁起の良いことがあるということからネーミングしたそうです。 今回ご紹介する古代器は、神仏を祭る時に用いる高台をイメージして足をつけ、使いこまれた風合いなどを表現しています。表面のつぶつぶが不思議な風合いを醸し出していますが、長石と半磁器を混ぜているのがその秘密。固くて電子レンジでも大丈夫です。鉢にはお蕎麦を盛りつけて、ピッチャーとぐい呑みはきりっと冷やしたお酒でクイッとやると美味しそうです。趣味が昼寝で、特技が「朝、土を練って、食器を洗う。その後、ロクロをひいて洗濯をする」というように、本当に生活そのものから生まれた形です。

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