門脇 文雄 
〒923-0061 
小松市国府台2-29 
TEL:0761-47-5733 
FAX:0761-47-5733 
いつもわからないものを作っていた門脇さんが
初めて作った「用」のある形が「蚊遣り」です。

蚊遣り
各18,000円
長年勤めた石川県庁の退職金をはたいて作った門脇さんの工房は、日本海が遠望できるとても見晴しが良いところで、九谷焼技術研修所で教えていた頃の生徒さんが時々遊びに来るそうです。 門脇さんは若い頃、走泥社の造形理念に感銘し、「属性に身を任せて球状の珪藻土を積層するといった手法で、予定された概念形式でなく自分と呼応しながら造り出される自由な形体に削ぐ、磨く」と思うがままに、オブジェを主体に制作していました。 しかし、3年前から石川県クラフトデザイン協会の理事長を務めることになり、わけのわからないものばかり作っているわけに行かなくなりました。 今回の勉強会に参加して作ったものが「蚊遣り」です。勉強会では、今までの作り手からの論理で形や色を教えるのではなく、市場からみた商品開発や社会性など、門脇さんが弱かった部分、忘れていた部分に気づくことが出来て大変嬉しかったそうです。蚊遣りに挑戦されたのは、蚊取線香の煙がないと効いている気がしないということから作ったもので「コードレスで便利だ」と豪快に笑い飛ばしてくれました。友人からは「豚のそんなようなもの」と酷評されたそうですが、なんのその。暮らしを彩るアートです。違う形態のものなど、いろいろ考えて作っていると非常に楽しいねと、ふとわんぱく坊主の横顔も見えてきます。

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