後藤亜紀子 
〒933-0866 
高岡市清水町3-1-56 
TEL/FAX:0766-26-0085 
「お正月、豆まき、雛祭り、端午の節句、お月見」
箸にこだわり、箸置きにもこだわりました。

左より 左より
お箸 箸置き
お正月(取り箸)1膳 4,000円 お正月 1個 800円
お正月(黒朱黒)1膳 4,000円 お正月 1個 800円
お正月(朱黒)1膳 3,500円 豆まき 1個 800円
豆まき 1膳 3,500円 雛祭り 1個 300円
雛祭り 1膳 5,000円 端午の節句 1個 800円
端午の節句 1膳 3,000円 お月見 1個 800円
お月見 1膳 2,800円
おっとりとした、そばにいるだけで和んでしまいそうな後藤さんですが、頭の中は漆で一杯の頑固ものとか。後藤さんは埼玉県のご出身。漆というより木の造形がやりたくて金沢美術工芸大学を志し、受験の時に石川県立伝統産業工芸館で見た漆の数々に魅了されこの道に。それまで漆といえば椀か箸。でも実際はプラスチックの椀を使っていたので、ちゃんとした漆があふれていて、生活の中でいろいろな場面で漆が使われている金沢は、特異な環境に見えたそうです。 学生時代からこれまでは、限られたスペースに精緻なまでに描き込められたその装飾性に魅了され、小さなジュエリーやオーナメントが中心で、大学卒業後は金沢卯辰山工芸工房で腕を磨きました。 今回、石川県デザインセンターと石川県クラフトデザイン協会の商品開発の勉強会に誘われ、そんな大きなものも作れないし数もこなせないので、 一番身近な漆の形としてお箸にチャレンジ。 ハレの日はいつもと違う気分で食事を味わうために、いろいろ作ってみました。手の感触を考えてみました。 季節によって、漆の感触、イメージを変化させています。 「豆まき」の箸は益田芳徳先生から「もっと大きくてもいいよ。 夫婦喧嘩の時、奥さんが旦那さんをバーンと叩きたくなるような」と励まされ、「雛祭り」のお箸は山田節子先生から「もっと可愛いくて、細くてもいいわよ」とサンプルまで送っていただき励まされました。 本当に身近なテーマですが、ちょっとのことでいろいろな人に面白がってもらい、励まされ、とても嬉しく思っています。 これからも、自分の中で納得できるものを、精一杯作っていきたいと思っています。

ギャラリーのメニューへ 平成11年度選定品カタログのtopへ