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山中漆器で木地から勉強し、いつでも手作り感の味わいがいきるものをと思って創作しています。最近は昔ながらの蒔絵のように加飾を施した漆器は人気がありません。 最近は、陶器専門店等の取引先が増え、陶器ブームから、茶托などいわゆる「土ものに合う漆器」という要望がありました。 今までは、あまり陶器と組み合わせて使う漆器というのは作られていませんでした。そこで、陶器との両使い出来る商品をいろいろと模索しました。 茶托一つにしても、陶器のカップに合わせるわけですから、 | おのずと寸法も従来のものより大きくし、デザイン面でも帯鋸で鋸の目を付けたり、欄間師にのみで削ってもらったりと、力強いタッチが必要です。 商品の使い方も限定せず、お客様まかせで、好きなように自由な用途使いを楽しんでもらっています。おしぼり受けなどは、今まで捨てていた欅の皮を利用して作ったものです。 リサイクル的効果も取り混ぜながら、一つ商品化しようと思うと大変な苦労はありますが、それ以上にやりがいもあります。 |
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